一級建築士の資格を持つ私がマンションをフルリノベーションした実体験に基づく話
エアコンの落とし穴。
こんにちはー！ツバケンクエストの開設者tsubameです！
今回は空調設備の話をします。空調設備とは空気調和設備、いわゆるエアコンですね。エアコンを設置するためには、いくつか建物にする事があります。それは下記のものです。
①電源
②ドレン
③室外機
特に注意が必要なのは②のドレンです。ドレンはエアコンから出る水を排水する管です。エアコンは部屋の空気から熱を奪って、冷えた空気を排出します。暖かく湿った空気を冷たい空気に変える際に結露水が発生します。その水を排水する為に必要なのが、ドレンになります。ドレン管は水を流す為、下へ向けて管を引きます。
前置きが長くなりましたが、なぜこのドレンが注意点かと言うと、通常ドレンは排水する為、外壁側にエアコンが付き、すぐ外に流せるようななっております。しかしながら、部屋を全くの屋内に作った時に、ドレン管を外壁側まで引っ張らなくてはならなく、また、上に行かないと言うことは、天井裏に持って行くことが、難しいので、壁沿いにドレン管を這わせる様にしないと行けません。そうすると、部屋を横断してドレン管が走る事になるので、非常に見た目がアウツです。我が家も屋内の部屋にあり、エアコンがついているのですが、ドレン管は、リビングの壁の中を通っている状態でなんとか隠しましたが、点検口もない為、何かあった場合は壁を壊さなくてはなりませんが…。
と言うように、意外と他に影響を及ぼしておりますので、皆さんも気をつけてエアコンを設置してくださいね！
コメント