Lv15. 一級建築士が教える、マンションリノベの極意【マンションのリノベーション ⅸ〜ⅹ】

リノベーション

一級建築士の資格を持つ私がマンションをフルリノベーションした実体験に基づく話

マンションのリノベーション ⅸリフォーム業者と値段交渉〜ⅹ工事請負契約

こんにちはー!ツバケンクエストの開設者tsubameです!

いよいよマンションリノベーション編も最終を迎えました。ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

今回はリフォーム業者と値段交渉から工事請負契約(以下契約)までお伝えしたいと思います。話は前後しますが、当然工事の着工前までに業者と契約を締結する必要があります。しかしながら、前にも伝えた通り、解体後に工事内容の変更が発生することも多く、ここでの契約金額は参考程度になります。

参考金額ってその金額で全て収まるわけではないの?

その通りです。我が家の場合も、契約金額は最後に変更契約を結んでおります。途中で金額が変わるわけですね。

ですので、業者には予め自分らの予算をしっかり伝えておきましょう。

話は逸れますが、住宅ローンの借り入れ金額はマンションの購入価格と工事金額の合算になります。自分らで用意したい物(施主支給品)がある場合は、リフォーム業者に工事金額の中に含んでもらって、工事金額の一部として、住宅ローンに組み込みます。

工事にかかる金額を全てリフォーム業者に出してもらうわけね。でも、工事金額に入っている内容はどうするの?

自分らで用意するものは一度こちらで買わなければなりません。支給品については減額として処理してもらい、そこから支払うわけですね。

このように支給品の金額や、解体工事後の変更など金額が増減するので、契約金額は参考となるわけです。

ここでトータル予算を業者と共有しておきましょう。業者が予算に対しての意識が低いと、勝手な変更や、伝えられていない工事などを平気でしてくる場合があります。後で知らないところで金額がアップしましたなんて言われたら、困りますし、トラブルの原因になりますので、ご注意ください。

業者にちゃんと伝えておくことが大事なのね。なるほどー。

それと設計打ち合わせのスタート時にプランと概算金額が出てくると思いますが、その時の金額と照らし合わせて、よく分からない工事内容が増えてたりとか、金額が変わってないか、確認しましょう。素人でわからない場合は、周りの建築関係の人に確認するか、私にコメント頂ければ、チェック致しますので是非コメント下さい!

リフォーム業者は、不動産探しから設計プランまで行っており、引越しのタイミングがある程度決まっている状態だと、強気に出てきます。何故なら今からこちらでリフォームする業者を手配して、住宅ローンの手続きも自分ですると言うことは、現実的に難しいからです。お任せする以上、向こうも強気で出てくるわけですね。なので最後の調整で金額に納得できない場合は、ひとまず見積もりを確認して、こちらも強気で業者に交渉しましょう。後は支給品で金額を下げるか、部分的に工事を外してもらって、自分らで調整するしかありません。

このようにして金額に折り合いがついたら、工事請負契約を締結し、着工を迎えるわけですね。いやー、長かったです!

リフォーム業者はハズレを引くと大変なことになりますので、業者の実績や口コミや周りの噂などをしっかり調査して、信頼できる業者を見つけましょう☆初めから戦いは始まっているのです!皆さんも頑張ってください!何かあれば気軽に相談してくださいね☆

今後はこのような建築に関する事やキャンプ、副業を中心とした記事を書きたいと思います。拙い部分もあるかと思いますが、皆様の役に立つような記事を書ければと思いますので、これからもツバケンブログをどうぞ宜しくお願い致します☆

ではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました