☆一級建築士の資格を持つ私がマンションをフルリノベーションした実体験に基づく話☆
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自宅のプランニングでのポイント!物件探しから購入まで
こんにちはツバケンです!
今回は自宅をリノベーションして分かったプランニングのポイント、良かった点、悪かった点をお伝えできればと思います。
自宅購入の際に、中古で探しているが、インテリアの雰囲気がちょっと、、、ということありませんか?
今は新築よりも中古の方が人気も高く、資産価値としても中古の方が上昇傾向にあります。
私は中古マンションを購入し、フルリノベーションを行いました。フルリノベーションとは、水回りも全て配置換えを行い、新たな間取りにすることです。
中古マンションのフルリノベーションのメリットは、駅近などのそこそこ良い立地で、自分の好きな空間を手に入れることができます。マンション自体が当たりで有れば、買った値段以上の価値を生むことができ、大きな資産となります。
反対にデメリットと言えば、内部の改修になるので、外側のデザインが出来ない事と水回りの位置がある程度決まってしまう事です。※フルリノベーションと言っても、水回りの配管位置は決まっており、配管勾配を考慮すると、大きくは動かせない。
リノベーションまでの過程は下記のようになります。
ⅰ.ひたすら良物件探し
ⅱ.下見(現地調査)
ⅲ.ひたすら比較 ①〜③を繰り返す。
ⅳ.本命かあれば、リノベーションプランを膨らませる 笑
ⅴ.売主様と値段交渉※不動産業者仲介
ⅵ.マンション購入
ⅶ.設計打ち合わせ
ⅷ.工程スケジュール確認
ⅸ.リフォーム業者と値段交渉
ⅹ.工事請負契約
そして、やっとリノベーションになります。
道のりは大変ですが、一生に一度のお買い物であれば、自分の好きな建物にしたいですよね。頑張っていきましょう!
ⅰ.でのポイントは、地区計画を確認する事です。その地区が、将来どのような地区として整備していくかは、将来の家の価値を左右するので、重要です。また、最近ではゲリラ豪雨、地震等に備える意識が強くなってきているので、近くに川があるか、冠水する地域なのか?地盤は良いのか等を確認する必要があります。
地区計画と言うのは、簡単に言うと行政が街をどのように形成していくかを示したロードマップみたいなものであり、地区計画内では建築制限が発生し、方針に合わない建物は建設できないなどの、規制が発生します。それにより街が形成されているのです。
その他にも、大学の最寄駅などに近い場所は人の動きがある為、土地の価値が下がりにくく、駅近も同様で、値段が下がりにくいですね。出来れば徒歩5分圏内が良いです。
冠水の地域については、行政が出しているハザードマップで確認ができます。周りに川が無かったとしても、局所的に土地が低いところや、道路の排水設備が整ってないところは、雨水が溜まりやすく、冠水する可能性があるので、確認が必要です。
地盤の強度については、専門知識がないと、分かりにくいですが、簡単な確認としては、道路が波打っているところは単純に地盤が弱かったりします。後はよく言われている地名に沼や窪、谷などが入ってる場所は地盤が良く無かったりする場合があります。
この辺りも考慮しながら、自分好みの間取りにできる形のマンションを探すわけですから、簡単ではないですよね。私も半年以上、物件探しをしておりました。
次回はⅱ.下見のポイントをお教えいたします☆
ではまた!
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