一級建築士の資格を持つ私がマンションをフルリノベーションした実体験に基づく話
ⅳ.プランニング!
こんにちはツバケンです☆
今回はⅳ.プランニングについてとなります。私も本業になりますので、気合を入れてお伝えいたします!
やっと間取りの計画ね。
わくわく。
今回はマンションのリノベーションになりますので、外側の形は決まってます。
では、プランニングをする前に、まずはどのような部屋が必要かを考えましょう。
家族状況によって、個室の数もそれぞれね!
それと生活環境によっても必要な部屋が変わりますね。最近で言えばテレワークの為に、仕事部屋が必要になって来ています。今後はテレワークが出来る部屋が必須になるかも知れませんね。
間取りの基本的な考えは、リビング、ダイニング、キッチン、クローゼット、水回り、寝室、子供がいる場合は子供の成長に合わせて部屋が必要になります。最近では土間を作るケースも見られますね。
家の中に土間があるのって、昔はあったけど、今はあまり見なくなったよね。
土間は作り方次第で、すごくオシャレな空間を作ることができますよ。自転車を飾ったり、キャンプ道具を置いたりと、好きな使い方ができるので、オススメです!うちも土間は作りました♪元々はキャンプの道具を置いたりしてましたが、今は私の仕事部屋になってます。
必要な部屋は、将来子供が巣立った後も考えておくと、後々部屋が広すぎたと言った事がなくなります。寂しい事ですが、子供部屋を使っている時間より、使わなくなってからの時間の方が全然長いです。ですので使わなくなった後も、有効的に使えるように考えておくのが無駄のない家づくりとなりますので、頭に入れておきましょう。
確かに実家に帰ると、自分の部屋はただの物置になってたりする。勿体無いと言えば勿体無いかも。
必要な部屋が決まったら、後はパズルを組み立てるように、型にはめていきます。その際に先に位置が決まってくるのが、水回りとなります。水回りとはキッチン、浴室、トイレ、洗面所といった部屋です。水回りには水を流す給排水管が必ずあり、配管は床下を通して、PSと言う上下階に繋がる大元の管に入ります。その為、元の位置から極端に移動すると、配管が長くなり、お金もかかるし、水漏れの原因にもなります。ですので、水回りは出来るだけ元の位置から遠ざけないように注意しましょう。
そうすると、キッチン、浴室、トイレ、洗面所辺りは自ずと決まってきます。残った部分でダイニング、リビング、クローゼット、個室を組み合わせていきます。リビングは1番使う部屋なので、採光が取れるバルコニー側がほとんどですね。ダイニングはリビングとキッチンとつながります。寝室とクローゼットと、つながる事が多いです。最近は家族のクローゼットを一箇所に集中させたファミリークローゼットもあります。
洗面とクローゼットが近いと、朝の着替えや、洗濯が楽だったりするね。
他にも、玄関から直接洗濯室に行ければ、汚れた服を直接洗濯する事が出来る間取りや、仕事部屋と土間を繋げて、趣味のものを見ながら仕事ができるようにしていたりと、ライフスタイルに合わせて組み合わせていきます。部屋が出来上がったら、今度は広さの確認をしましょう。
広さと言っても、どのくらいが適当な広さか、わからないよ。
そうですね。図面だけではわかりにくいですよね。なので今使っている家具や、欲しい家具のサイズを落として、確認していきます。
次回はプランニングの続きで、もう少し詳細な計画のポイントをお伝えいたします!
ではまた!
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