一級建築士の資格を持つ私がマンションをフルリノベーションした実体験に基づく話
ⅶ.設計打ち合わせについて
こんにちはー!ツバケンクエストの開設者tsubameです!
今回はⅶの設計打ち合わせになります。
おそらくここまでの過程の中で、リフォーム業者からラフプランでイメージは進んでいるかと思います。我が家の場合はこちらからプランを作って提出し、パースやプランを確認しながら、打ち合わせを進めていました。恐らく通常はリフォーム業者からこちらのイメージに沿ったプランを提示してもらい、決めていく流れかと思います。
設計打ち合わせでは、まずリフォーム業者が現地の詳細寸法を確認を行い、細かい寸法を図面に落としてもらいます。ここは出来るだけ正確に細かく記入してもらった方がいいです。また、高さも重要になってくるので、天井裏の床の高さ、梁の位置、梁の高さを確認してもらいます。それと浴室の床下のコンクリートは他の部分より下がっています。
理由は浴室は、普段使っていても分からないのですが、床下に排水管が通っており、そこから水が排水されます。その配管スペースの為に、床が下がってるんですね。そういった箇所をピットと言うのですが、ピットの位置も正確に確認してもらいましょう。
他にも窓の位置、サイズ、床からの高さの確認。換気口の位置、エアコンの室外機のドレンの位置と言った、設備に関わる部分も確認してもらいます。
こうした情報は解体してみないとわからない部分が多く、解体してみたら、この位置には浴室が置けないだの、梁があるので配管が通らないだのと、様々な問題が出てきます。それらの情報からプランの最終調整を行い進めていくので、プランが大きく変わることも多々あると思います。
次回はこのような現地確認による、プラン変更の内容を詳しくお伝えしていきます!
ではまた!
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